メタボロミクス実践トレーニングコース(研究室新人導入研修)

[メタボロミクス実践トレーニングコース]
 福崎研では,研究室の新人に対してメタボロミクスの理解と技術習得を目的としてメタボロミクスの実践トレーニングコースを開講しています.本コースのポリシーを理解し,プログラムをこなすことにより,大学院修了時には,世界最先端のメタボロミクス技術が習得できます.福崎研は,本トレーニングコース修了と学位論文研究完成の両方を大学院修了要件とすることにより,メタボロミクス研究分野における世界最高レベルの即戦力研究者の養成を目指しています.

(トレーニングコースが必要な理由)
 生命科学,有機化学,分析化学,情報科学の複合領域であるメタボロミクスは,技術開発,運用法開発の両面でまだまだ,端緒についたばかりです.我々は,メタボロミクスの解析システムの新技術を開発するとともに,新しい運用方法の開発を行っています.メタボロミクスでは様々な分析機器の観測データを,様々な解析手法でマイニングし,有益な知識を得ることを主眼とします.高度なメタボロミクス研究には,精度と再現性が担保された質の高いデータの取得と,安定したデータ解析システムの運用が必須です. 上記達成のためには,研究室内での技術の向上,標準化,共有化が必須となります.我々は,博士前期課程の学生が中心となって,新しく研究室に配属された学生を対象とした独自のトレーニングコースを実施しています.具体的には,各分析機器について学生が講義と実験を行い,指導を受けた学生が一人で実験からメンテナンスまで行えるようになることを最低限の目標としています.そして,トレーニングコースを受けた学生は次の年度には教える立場に回ります.4 年生で「学び」,M1 で「教え」,M2 で「監督する」ことにより,知識を検証するとともに,OJT(On the Job training)経験を通して,社会に出てからも重要となるリーダーシップおよびプレゼンテーションの能力を養います.